主な出来事と舞台芸術界LONDON2022年7月~12月

コロナカレンダーLONDON 2022年7月〜12月

①背景無色=社会の主な出来事、背景薄茶色=舞台芸術界の動き。
②■=メディアによる記事などの二次資料。■が無いものは公式発表等の一次資料
③各事項をクリックすると、リソースの記事や公式発表に移動します。
④英政府による新型コロナウイルス感染拡大防止政策などは基本的にイングランドを対象としています。北アイルランド、スコットランド、ウェールズの各自治政府はそれぞれ独自の政策を打ち出していますが、ここでは市民に特に大きな影響を及ぼすと思われるもののみを取り上げ、どの地域かを明記しています。
⑤劇場関連のニュースは主にロンドンに位置している劇場を取り上げています。
⑥リンク先は誰もが閲覧できるサイトを中心に選んでいますが、なかには登録や購読が必要なサイトもあります。その場合にはその旨を明記しています。
⑦主な出来事および舞台芸術界の動きは目立ったケースを任意に取り上げており、すべてを網羅するものではありません。
⑧当サイトは、時系列で事実関係のリソースを明示し、アーカイブ化することを目的としています。その性質上、必然的にインターネット上の記事の紹介が多くなりますが、当サイトで紹介する記事に関し著作権が発生する場合、権利は各記事の著作者等に帰属します。当サイト運営にあたり、著作権・肖像権等の扱いについては、適宜専門家等の指導を仰ぎつつ行うことで、健全な運営を心がけています。

2022年
7月9日

■英国全土で新型コロナウイルス感染者数が増加、推定270万人が陽性に
英国家統計局(ONS)が7月8日に発表したデータによると、英国全土で推定270万人が新型コロナウイルス陽性となった。感染者数増加の原因としては、オミクロン株の亜種であるBA.4とBA.5の流行が挙げられる。なお、ONSのデータはイングランドと北アイルランドが6月29日までの1週間、ウェールズとスコットランドが6月30日までの1週間の数値に基づいている

2022年
7月22日

2022年
7月23日

■英国で新型コロナウイルス感染者数が引き続き増加
英国家統計局(ONS)が7月22日に発表したデータによると、英国の全人口の17人に1人に当たる約380万人が新型コロナウイルス陽性となった。感染者数は6月初旬以来、増加し続けているが、増加率は鈍化の兆しを見せている。なお、ONSのデータはイングランドとウェールズが7月13日までの1週間、北アイルランドとスコットランドが7月14日までの1週間の数値に基づいている

2022年
8月16日

■英国で新型コロナウイルスの従来株とオミクロン株の両方に対応するワクチンが承認。世界で初めて
モデルナ社が開発したもので、同社は今年中に1300万回分の同ワクチンを供給できるだろうとしている

2022年
8月19日

■メディアおよびエンターテインメント業界で働く人々のための労働組合であるBECTUが、ウエストエンドの劇場で働く表方と裏方のスタッフの賃金交渉において、ソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre。SOLT)が提示した修正案を受け入れ 最低賃金の10%増など(閲覧要登録/購読)
ロックダウン後、演劇業界が活気を取り戻すためにSOLT/BECTU労働協約(SOLT/BECTU Collective Bargaining Agreement)には賃金凍結など一時的な変更が加えられていた。修正案はこの変更に対するもので、そのほか、新型コロナウイルス関連でさらなる規制が敷かれた場合にはスタッフのレイオフ(一時解雇)が認められるとした「不可抗力」条項の削除(2023年3月31日から)などが含まれる

2022年
8月29日

■8月29日に幕を閉じた演劇祭、エジンバラ・フェスティバル・フリンジ(Edinburgh Festival Fringe)におけるチケット売上が2019年と比べて25%減となる見込みだと8つの主要劇場が発表
売上減の理由としては、生活費危機やコロナ禍の長期的影響、公共交通機関の混乱などが挙げられるが、最大の問題は8月のエジンバラの宿泊費高騰だと

2022年
9月22日

■デンマーク女王がエリザベス女王の国葬出席後にコロナ陽性反応(日本語記事)

■イングランドにおける新型コロナによる入院患者数が1週間で20%近く増加
イングランドでは7月初め以降、新型コロナウイルスの感染者数と入院患者数はともに減少していたが、英政府の新型コロナウイルスのダッシュボードによると過去7日間で再び増加している。9月19日にイングランドにおいて新型コロナウイルスで入院した患者数は781人だが、1週間前は519人だった。また、同12日までの1週間では3434人だったが、同19日までの1週間では4015人で、17%増加したことになる。

2022年
9月30日

■英国における新型コロナの感染者数が1週間で14%増加、100万人超えに
英国家統計局(ONS)の調査によると、9月20日までの1週間で英国の60人に1人が新型コロナウイルスに感染。前週は70人に1人の割合だった

2022年
10月13日

■イングランドに住む50歳以上のすべての人々は、10月14日から新型コロナウイルスのブースター接種およびインフルエンザ・ワクチン接種の予約が可能に
ウェールズと北アイルランドでは既に両ワクチンの接種が可能になっている。またスコットランド自治政府は、50歳から64歳までの人々を対象とした接種を間もなく始めるとしている

2022年
10月27日

■ イングランドにおいて、コロナ後遺症に苦しむ人々の「ごくわずか」しか国民保健サービス(NHS)の診断を受けられずにいると
英国家統計局(ONS)のデータによると、2021年7月から2022年8月までの期間にイングランドで新型コロナウイルス感染後に日常生活に「多くの」支障が出ている人々は27万7000人に上るが、NHSの専門サービスでコロナ後遺症の最初の診断を受けられたのは6万人超だった

2022年
11月16日

■米俳優のジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)が主演し、英演出家ジェイミー・ロイド(Jamie Lloyd)が演出する『人形の家(A Doll's House)』が2023年春、米ブロードウェイで上演される
元々、チャステインとロイドは2020年6月にウエストエンドで同作を上演予定だったが、コロナ禍により一旦、中止となっていた。2020年6月にウエストエンドのプレイハウス劇場(Playhouse Theatre)で上演予定だったのは、ヘンリック・イプセン(Henrik Ibsen)の『人形の家』をフランク・マクギネス(Frank McGuiness)が翻案したバージョン。ブロードウェイで上演されるのは、エイミー・ハーツォグ(Amy Herzog)による翻案。

NEWYORK劇場稼働状況

2022年
11月19日

2022年
11月23日

2022年
12月7日

■アーツ・カウンシル・イングランド(Arts Council England。ACE)からの助成金が100%カットされたロンドンのハムステッド劇場(Hampstead Theatre)の芸術監督、ロクサナ・シルバート(Roxana Silbert)が辞任
2023年4月から2026年3月までの期間に助成金を受ける団体としての立場を失った同劇場は、もはや新作を発掘する劇場としてのみ運営し続けることはできないともしている

2022年
12月8日

■独立系劇場の5分の2が、クリスマス時期のチケット売上が不振ならば閉場の危機を迎えると懸念していると(閲覧要登録/購読)
ドメイン登録事業者のゴーダディ(GoDaddy)とソサエティ・オブ・インディペンデント・シアターズ(Society of Independent Theatres)の調査により判明したもの。客席数300以下の独立系劇場の4分の3がチケット売上はコロナ禍前のレベルに達していないと答えており、大多数がクリスマス時期に今年の収益の約25%を得たいと考えているという。これらの劇場の今年の収益は、コロナ禍前の2019年と比べ、8億4500万ポンド以上、減る見込み

2022年
12月31日

■光熱費の高騰を受け、英国の城や博物館、劇場といった施設の9割が将来への不安を感じているという調査結果が明らかに
こうした施設は人員削減や暖房の設定温度の引き下げ、一部館内の一般公開の休止、閉館時間の繰り上げなどを行わざるを得ない状況だという。調査はエクリージアスティカル保険グループ(Ecclesiastical Insurance)の委託を受けてワンポール(OnePoll)が行った

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