主な出来事と舞台芸術界2020年5月〜6月

コロナカレンダーLONDON 2020年5月〜6月

①背景無色=社会の主な出来事、背景薄茶色=舞台芸術界の動き。
②■=メディアによる記事などの二次資料。■が無いものは公式発表等の一次資料
③各事項をクリックすると、リソースの記事や公式発表に移動します。
④英政府による新型コロナウイルス感染拡大防止政策などは基本的にイングランドを対象としています。北アイルランド、スコットランド、ウェールズの各自治政府はそれぞれ独自の政策を打ち出していますが、ここでは市民に特に大きな影響を及ぼすと思われるもののみを取り上げ、どの地域かを明記しています。
⑤劇場関連のニュースは主にロンドンに位置している劇場を取り上げています。
⑥リンク先は誰もが閲覧できるサイトを中心に選んでいますが、なかには登録や購読が必要なサイトもあります。その場合にはその旨を明記しています。
⑦主な出来事および舞台芸術界の動きは目立ったケースを任意に取り上げており、すべてを網羅するものではありません。
⑧当サイトは、時系列で事実関係のリソースを明示し、アーカイブ化することを目的としています。その性質上、必然的にインターネット上の記事の紹介が多くなりますが、当サイトで紹介する記事に関し著作権が発生する場合、権利は各記事の著作者等に帰属します。当サイト運営にあたり、著作権・肖像権等の扱いについては、適宜専門家等の指導を仰ぎつつ行うことで、健全な運営を心がけています。

2020年
5月6日

■英南部サウサンプトンにある劇場、ナフィールド・サウサンプトン・シアターズが破産申請
コロナ禍による経営難が原因で、管財人が買い手を探していると

2020年
5月11日

2020年
5月18日

■グローブ座(シェイクスピアズ・グローブ劇場)が、追加の支援がなければコロナ禍を生き残れない可能性があると訴える
英下院の特別委員会の一つであるデジタル・文化・メディア・スポーツ委員会のジュリアン・ナイト委員長が同委員会の調査に基づき、オリヴァー・ダウデン文化相に対して追加支援を求めた。シェイクスピアズ・グローブ劇場やドンマー・ウェアハウス、アンドリュー・ロイド・ウェバーの会社であるリアリー・ユースフル・グループ(Really Useful Group)などが同調査に対して証言を寄せた

2020年
5月20日

2020年
5月22日

■アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル映像配信シリーズが形を変えて継続
アンドリュー・ロイド・ウェバーが自身の手掛けたミュージカル映像を無料配信していた「ザ・ショーズ・マスト・ゴー・オン(The Shows Must Go On)」シリーズが、今後は幅広く人気ミュージカルの映像を扱うことに

■ボリス・ジョンソン英首相の上級顧問であるドミニク・カミングス氏がロックダウンの規則違反で批判受ける
カミングス氏は3月から4月にかけて、新型コロナウイルスの症状が出ていたにもかかわらず、ロンドンの自宅から264マイル離れたダラムで目撃された

2020年
5月28日

■ニコラ・スタージョン・スコットランド自治政府首相が5月29日から同地域のロックダウン緩和を発表
スコットランドでは、野外で8人未満、かつ対人距離は2メートル取らなければならないという条件付きで、2世帯の人々が集まることが可能に

2020年
6月12日

■エディンバラ・フェスティバル・フリンジに対する120万ポンドの資金調達支援パッケージが策定
スコットランド自治政府とエディンバラのカウンシルによるもので、今夏の開催中止が決まったエディンバラ・フェスティバル・フリンジの存続が目的

2020年
6月17日

キャメロン・マッキントッシュの会社、デルフォント・マッキントッシュ・シアターズ(Delfont Mackintosh Theatres)が閉鎖中のプロダクションに従事する従業員の解雇の可能性に言及

■コロナ禍により英国は“文化的惨事”に見舞われるとする調査結果が発表
クリエイティブ産業連盟(Creative Industries Federation)から委託され、オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が音楽や演劇、映画、TVなどのクリエイティブ産業を対象に行った調査によるもの。同調査によると、同産業は英国の経済全体と比べて2倍の打撃を被ると

2020年
6月23日

7月4日からイングランドの映画館や博物館、美術館の再開が可能に

そのほか、レストランやパブ、ホテルなども営業再開できるようになる。また、屋外・屋内を問わず、別の1世帯と集まることも可能に
ボリス・ジョンソン英首相によるスピーチ

■英南西部の劇場、シアター・ロイヤル・プリマスで100人以上の従業員が人員削減の危機にあると

■イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)が余剰人員の解雇の可能性に言及(閲覧要登録/購読)
政府による追加支援がなければ10月までにはすべての準備金が底をつき、余剰人員の解雇を考えざるを得なくなるだろうと

■イングランドで7月4日から劇場付設のレストランやパブ、バーが再開可能に

イングランドでは7月4日からレストランやパブが屋内、屋外ともに新型コロナウイルス対策を講じたうえで再開が可能になる。また、これまで2メートルとされてきた対人距離の確保が「1メートル・プラス」に短縮される

2020年
6月25日

■オリヴァー・ダウデン文化相が劇場再開に向けた5段階のロードマップ(計画表)を発表

第1段階はリハーサルとトレーニングで、観客を入れることはできず、ソーシャル・ディスタンシングのルールを順守する、第2段階は(ソーシャル・ディスタンシングのルールに則った)放送や録画目的のパフォーマンス、第3段階は観客を入れた屋外パフォーマンスと距離を空け人数を限定した観客を入れたパイロット目的の屋内パフォーマンス、第4段階は屋内および屋外パフォーマンス(ただし、屋内は観客間の距離を空け人数を限定)、第5段階は屋内および屋外パフォーマンス(屋内における観客数を増やす)。ただし、劇場再開に向けた具体的な日程は提示されていない

ページ上部へ戻る