主な出来事と舞台芸術界LONDON2024年1月~

コロナカレンダーLONDON 2024年1月〜

①背景無色=社会の主な出来事、背景薄茶色=舞台芸術界の動き。
②■=メディアによる記事などの二次資料。■が無いものは公式発表等の一次資料
③各事項をクリックすると、リソースの記事や公式発表に移動します。
④英政府による新型コロナウイルス感染拡大防止政策などは基本的にイングランドを対象としています。北アイルランド、スコットランド、ウェールズの各自治政府はそれぞれ独自の政策を打ち出していますが、ここでは市民に特に大きな影響を及ぼすと思われるもののみを取り上げ、どの地域かを明記しています。
⑤劇場関連のニュースは主にロンドンに位置している劇場を取り上げています。
⑥リンク先は誰もが閲覧できるサイトを中心に選んでいますが、なかには登録や購読が必要なサイトもあります。その場合にはその旨を明記しています。
⑦主な出来事および舞台芸術界の動きは目立ったケースを任意に取り上げており、すべてを網羅するものではありません。
⑧当サイトは、時系列で事実関係のリソースを明示し、アーカイブ化することを目的としています。その性質上、必然的にインターネット上の記事の紹介が多くなりますが、当サイトで紹介する記事に関し著作権が発生する場合、権利は各記事の著作者等に帰属します。当サイト運営にあたり、著作権・肖像権等の扱いについては、適宜専門家等の指導を仰ぎつつ行うことで、健全な運営を心がけています。

2024年
1月4日

■イングランド東部にあるサフォーク(Suffolk)の自治体が、芸術分野の組織への助成金を100%削減する案を発表
今後2年間におけるコスト削減案の一環で、2024/25年については新型コロナ復興のための52万8000ポンドを劇場や美術館などの芸術関連組織が利用できるとしている。同地域の芸術関連組織は同自治体に対して、100%削減の方針を再考するように求めている

2024年
2月21日

■ ロンドン北部のエンジェル(Angel)に位置する人気のパブ・シアター、オールド・レッド・ライオン劇場(Old Red Lion Theatre)がパブとともに45万ポンドで売りに出される(閲覧要登録/購読)
不動産アドバイザーの説明によると、コロナ禍が「ロンドンにおける劇場運営に影響を及ぼし」、オールド・レッド・ライオン劇場は「密接した空間」だったために苦境に立たされた。同劇場が入っている建物は、1階(グランド・フロア)にパブ、2階(ファースト・フロア)に客席数50の劇場を有している。同劇場は1979年に開場したが、パブはこの場所に1415年からあると言われる

■イングランド中部に位置するバーミンガム(Birmingham)市の芸術組織や文化プロジェクトの予算削減が行われることに。バーミンガム・レパートリー劇場(Birmingham Rep)とバーミンガム・ロイヤル・バレエ(Birmingham Royal Ballet)は来年度の支援が100%削減(閲覧要登録/購読)
定期的に支援を受けている文化組織に対する助成金は、今年度は50%、2025/26年度からは100%削減される

2024年
2月23日

■ロンドン北部のエンジェル(Angel)にあるパブ、ホープ・アンド・アンカー(Hope & Anchor)の上階に位置するパブ・シアター、ホープ劇場(Hope Theatre)が現在の形態での運営を止めることに(閲覧要登録/購読)
次期芸術監督をめぐって理事会とパブの家主が合意に至らず、理事会が同劇場の運営母体であるソーラー・プレクサス・プロダクションズ(Solar Plexus Productions)の解散を決めた

2024年
2月27日

■ 英演劇業界のトップたちが、舞台芸術分野に対する優遇税制措置(Theatre Tax Relief。TTR)の税額控除率引き下げが業界にとって大きな打撃になると訴え(閲覧要登録/購読)
3月6日の春季予算案発表を控え、英演劇業界のトップたちが政府に控除率の維持を求めた。ウエストエンドの商業劇場を束ねるソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre。SOLT)とUK Theatreによると、コロナ禍前の控除率に引き下げられることを懸念した演劇業界では、来年度に制作が予定されているプロダクション数が20%減少している

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