コロナカレンダーLONDON 2021年8月〜12月
①背景無色=社会の主な出来事、背景薄茶色=舞台芸術界の動き。
②■=メディアによる記事などの二次資料。■が無いものは公式発表等の一次資料
③各事項をクリックすると、リソースの記事や公式発表に移動します。
④英政府による新型コロナウイルス感染拡大防止政策などは基本的にイングランドを対象としています。北アイルランド、スコットランド、ウェールズの各自治政府はそれぞれ独自の政策を打ち出していますが、ここでは市民に特に大きな影響を及ぼすと思われるもののみを取り上げ、どの地域かを明記しています。
⑤劇場関連のニュースは主にロンドンに位置している劇場を取り上げています。
⑥リンク先は誰もが閲覧できるサイトを中心に選んでいますが、なかには登録や購読が必要なサイトもあります。その場合にはその旨を明記しています。
⑦主な出来事および舞台芸術界の動きは目立ったケースを任意に取り上げており、すべてを網羅するものではありません。
⑧当サイトは、時系列で事実関係のリソースを明示し、アーカイブ化することを目的としています。その性質上、必然的にインターネット上の記事の紹介が多くなりますが、当サイトで紹介する記事に関し著作権が発生する場合、権利は各記事の著作者等に帰属します。当サイト運営にあたり、著作権・肖像権等の扱いについては、適宜専門家等の指導を仰ぎつつ行うことで、健全な運営を心がけています。
2021年
8月5日
新型コロナウイルス規制により法的にイベントを中止せざるを得なくなった興行主に対して費用を補てんする保険スキームが開始
英政府が保険組合ロイズ(Lloyd’s)と組み、9月から1年間の予定で「ライブ・イベント再保険スキーム(Live Events Reinsurance Scheme)」を実施する
オールド・ヴィック(Old Vic)で上演されている『バグダッド・カフェ(Bagdad Cafe)』が、カンパニーのメンバーの一人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したために8月5日~13日の公演をキャンセル
▶︎LONDON劇場稼働状況
2021年
8月9日
■ウエストエンドの3つの劇場が、新型コロナウイルスの自主隔離規則、または感染予防措置のために数日間の公演をキャンセル(閲覧要登録/購読)
現在、ウエストエンドで上演されているミュージカル『ライオン・キング(The Lion King)』は8月7日と8日の公演をキャンセル(その後、同15日まで延長)。『ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)』が8月6日と7日、『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート(Joseph and the Amazing Technicolor Dream Coat)』は8月8日から17日までの公演をキャンセルした
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■ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(Royal Shakespeare Company。RSC)が、拠点としているストラトフォード=アポン=エイヴォンの劇場において、8月16日からマスク着用を任意とすることに(閲覧要登録/購読)
現在、RSCは野外劇場のみ公演を行っているが、8月16日までの期間、野外劇場の観客は、ロイヤル・シェイクスピア劇場(Royal Shakespeare Theatre)内部、屋外での行列待ち、そして野外劇場の観客席における移動の際にはマスク着用を求められるが、着席後は外してもよい。また、8月17日からは野外劇場の収容人数を310から400に増やし、収容率を80%にする
2021年
9月3日
■スコットランドでは9月3日から屋内の劇場において、パフォーマーやステージ・クルーは本番またはリハーサル中に、マスクの着用、パーティションの設置、最低1メートルの対人距離を取ることがいずれも不可能な場合には、マスクを着用しなくてもよいことに
同地域では8月18日から屋内の劇場ではパーティションを設置、または最低1メートルの対人距離を取った場合にはマスクを着用する必要がないとする新ガイダンスが出されたが、パフォーミング・アーツ業界からはその条件では制作プロセスに支障が出るとの懸念の声が上がっていた。
2021年
9月6日
■月末からイングランドにおいて、ナイトクラブや大規模な屋内べニューで新型コロナウイルスのワクチン・パスポート(ワクチン接種証明書)のスキームが導入されるとナディム・ザハウィ・ワクチン担当相が明言
入場者に対してワクチンの接種証明を提示するように求めることについては、べニュー側や一部の下院議員らから反対の声が上がっているが、ザハウィ・ワクチン担当相は経済を回していくために必要であるとしている
■イマーシブ・シアター(没入型演劇)のカンパニー、パンチドランク(Punchdrunk)が2022年3月にギリシャ神話のトロイの陥落をテーマにした『焼けた町(The Burnt City)』を上演 同カンパニー史上、最大の規模になると(閲覧要登録/購読)
パンチドランクの新たな拠点となるロンドンのウーリッチ・ワークス(Woolwich Works)内の歴史的建造物を利用し、一つの建物をトロイに、別の建物をギリシャにする。上演時間は3時間で、観客はマスクを着用する
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2021年
9月9日
■ウエストエンドで上演されているミュージカルの出演者たちが一堂に会し、人気ナンバーを歌う毎年恒例の無料イベント、『ウエストエンド・ライヴ(West End LIVE)』が9月18日と19日にロンドン中心部にあるトラファルガー広場で開催
2020年はコロナ禍により開催されず、過去映像の配信が行われた同イベントが、今年は実施されることに。入場無料だが、18歳以上の入場希望者は新型コロナウイルスのワクチン接種や陰性を証明する国民保険サービス(NHS)のパス(NHS COVID Pass)を提示する必要がある。また、ハイライトの配信もあり
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2021年
9月14日
■2020年3月にイングランド北西部マンチェスターでワールド・プレミアを迎えたものの、開幕直後にロックダウンのために残りの公演が中止となった『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ミュージカル(Back To The Future The Musical)』が9月13日にウエストエンドのアデルフィ劇場(Adelphi Theatre)で開幕
カーテン・コールでは映画版の製作と共同脚本を務めたボブ・ゲイル(Bob Gale)や映画版のドク役だったクリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)らも登場した
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2021年
9月15日
■英国で来週から50歳以上などを対象に新型コロナワクチンの3度目の接種(ブースター接種)が開始(日本語記事)
接種の対象となるのは、50歳以上、持病がある人、医療従事者など
2021年
9月16日
■ロンドン中心部のレスター・スクエアで、演劇の割引チケットを公式販売するTKTSが営業を再開
TKTSを運営するソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre 。SOLT)は昨年の夏、コロナ禍の影響でTKTSを「当面の間」、閉鎖すると発表していた。現在はレスター・スクエア・ガーデンズ内の仮設ブースで営業を再開している
2021年
9月19日
■ウエストエンドなどで上演されているミュージカルの人気ナンバーを出演者たちが歌う無料イベント、ウエストエンド・ライヴ(West End LIVE)が9月18日と19日にロンドン中心部のトラファルガー広場で開催された(ハイライト映像)
『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』や『オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)』などのロングラン作品から、『アンドリュー・ロイド・ウェバーのシンデレラ(Andrew Lloyd Webber’s Cinderella)』『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ミュージカル(Back to the Future: The Musical)』といった新作まで数多くのプロダクションが一同に会し、会場に集まった大勢の観客を喜ばせた
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2021年
9月24日
■イギリスがアフリカ各国の新型コロナウイルスのワクチン証明書を承認しないと発表。アフリカ当局が批判(日本語記事)
2021年
9月26日
■ミュージカル『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』のフル・バージョン版が9月25日、ウエストエンドのソンドハイム劇場(Sondheim Theatre)で再開。こちらは再開初日のカーテン・コールの様子(動画)
コロナ禍で一旦は劇場が閉鎖。その後、9月初めまではコンサート版が上演されていた
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2021年
9月28日
10月1日以降、英国から日本へ行く場合、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書保持者は検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機が免除されるのに加え、入国後14日間の自宅等での待期期間が10日間に短縮されることに
条件の詳細については下記を参照のこと
厚生労働省・検疫所ホームページ
2021年
9月30日
■2020年3月に導入されたコロナウイルス雇用維持スキーム(一時帰休制度)が9月末で終了
一時帰休している従業員の給与の8割(月2500ポンドが上限)を英政府が助成する制度で、これまで何度か延長されており、8月と9月には政府補助の比率が6割に引き下げられた
2021年
10月8日
■ウエストエンドの多くの劇場が再開したことを記念し、ウエストエンドの舞台に立つ俳優やダンサーに加え、劇作家、演出家、デザイナー、技術スタッフらの姿を収めた写真展「パフォーマンス(Performance)」が開催
ソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre)とロンドン市長が写真家のランキン(Rankin)と組み、行うもの。11月3日~2022年1月31日、ロンドンの富士フイルム・ハウス・オブ・フォトグラフィー(Fujifilm House of Photography)にて開催予定
2021年
10月9日
■英演劇界で働く女性たちを対象にした調査が実施。387人の回答者のうち、60%以上が業界を離れることを考えており、85%がコロナ禍の後はジェンダー不平等が悪化するだろうと懸念していると
調査は劇作家のジェニファー・タケット(Jennifer Tuckett)が、英国作家協会(Writers’ Guild of Great Britain)や、俳優や演出家などのための労働組合であるエクイティ(Equity)などと組み、行われたもの。タケットによると、劇場側は観客を呼び戻すために、よく知られていて安全な作品、それは男性が書いた作品であることが多いが、を上演しようとするのではないか、との懸念が寄せられた。そのほか、40歳以上の女性に対する差別を不安視する声なども上がった
2021年
10月19日
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(Royal Shakespeare Company 。RSC)が2022年2月に本拠地であるイングランド中部ストラトフォード=アポン=エイヴォンにあるロイヤル・シェイクスピア劇場(Royal Shakespeare Theatre)で劇場再開後、初めてシェイクスピア作品を上演することに
2022年2月4日~3月12日に、イングランド北西部マンチェスターのロイヤル・エクスチェンジ劇場(Royal Exchange Theatre)で共同芸術監督を務めるロイ・アレグザンダー・ワイズ(Roy Alexander Weise)演出の『から騒ぎ(Much Ado About Nothing)』を上演。また、4月1日~5月28日にシェイクスピアの『ヘンリー6世第2部』に当たる『ヘンリー6世:リベリオン(Henry VI: Rebellion)』がグレゴリー・ドーラン(Gregory Doran)とオーウェン・ホーズリー(Owen Horsley)による共同演出で、4月11日~6月4日には『ヘンリー6世第3部』に当たる『ウォーズ・オブ・ザ・ローゼズ(Wars of the Roses)』がホーズリー演出で上演される
▶︎LONDON劇場稼働状況
2021年
10月20日
2021年
10月26日
■演出家で映画監督のサム・メンデスが英演劇業界のフリーランス支援のためにソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre)とUKシアター(UK Theatre)と共に立ち上げた基金、シアター・アーティスツ・ファンド(Theatre Artists Fund)が、助成金配布の第6ラウンドのために50万ポンドを調達 うち25万ポンドがギャッツビー財団Gatsby Charitable Foundation)からの寄付によるもの(閲覧要登録/購読)
シアター・アーティスツ・ファンドは2020年7月に設立。これまでに780万ポンドを調達し、8294の助成金を交付してきた。第6ラウンドでは1003人に対し、それぞれ500ポンドが配布された
2021年
10月27日
■リシ・スナク(Rishi Sunak)財務相が10月27日に新年度予算案を発表 演劇業界の優遇税制(Theatre Tax Relief)において、税額控除の割合が2023年まで倍になると(閲覧要登録/購読)
通常はツアーのプロダクションは制作経費の25%、その他のプロダクションは20%を控除することができるが、10月27日から2023年4月まで前者が50%、後者が45%となる。また、ホスピタリティやレジャー関連事業者を対象にビジネス・レート(店舗や事務所などに課される固定資産税)が50%引き下げられる
2021年
10月29日
■ 英演出家ジェイミー・ロイド(Jamie Lloyd)が率いるカンパニー、ジェイミー・ロイド・カンパニー(Jamie Lloyd Company)が2022年の予定を発表。ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)主演『シラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano de Bergerac)』の再演と、コロナ禍によりプレビュー中に中止を余儀なくされたエミリア・クラーク(Emilia Clarke)出演『かもめ(The Seagull)』の仕切り直しが明らかに(閲覧要登録/購読)
エドモン・ロスタン(Edmond Rostand)の原作をマイケル・クリンプ(Martin Crimp)が翻案した『シラノ・ド・ベルジュラック』は 2022年2月3日~3月12日にハロルド・ピンター劇場(Harold Pinter Theatre)で上演。その後、3月18日~26日にスコットランドのグラスゴーにあるシアター・ロイヤル・グラスゴー(Theatre Royal Glasgow)、4月5日~5月22日にNYのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(Brooklyn Academy of Music。BAM)を回る。マカヴォイ始め、13人のオリジナル・キャストが続投する。アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)の原作をアニヤ・リース(Anya Reiss)が翻案した『かもめ』は6月29日~9月10日、ハロルド・ピンター劇場にて上演。クラークのほか、トム・リース・ハリス(Tom Rhys Harries)やダニエル・マンクス(Daniel Monks)、インディラ・ヴァルマ(Indira Varma)、ソフィ・ウー(Sophie Wu)が引き続き出演する
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2021年
11月15日
■ 11月15日、ウエストエンドにあるすべての劇場が再開
同日、プレイハウス劇場(Playhouse Theatre)でミュージカル『キャバレー(Cabaret)』がプレビュー初日を迎え、ウエストエンドにある37の劇場すべてが再開した。ウエストエンドの劇場は2020年3月中旬、コロナ禍により一斉に閉鎖した
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2021年
11月19日
■137の舞台のプロダクションのうち、半数近くがバックステージにおける効果的なマスク着用方針を定めておらず、スタッフにワクチン接種を求めるプロダクションは4分の1にすぎないことなどが調査により明らかに(閲覧要登録/購読)
(明記はないが英国またはイングランドと思われる)ステージ・マネジメント協会(Stage Management Association)により行われた調査で判明したもの。そのほか、76%がマスク着用を義務化しているものの、3分の1以上がその規則が無視されていると回答。また、新型コロナウイルス検査はラテラルフロー(迅速)検査(抗原検査の一種)頼りで、PCR検査を行っているのはわずか6%であることなども分かった
2021年
11月26日
2021年
12月6日
■ピカデリー劇場(Piccadilly Theatre)でプレビュー上演中の『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル(Moulin Rouge! The Musical)』が、複数のカンパニー・メンバーが新型コロナウイルス陽性となったことを受けて、プレス・ナイトを含む数公演を中止に(閲覧要登録/購読)
同プロダクションは12月3日から7日までの公演の中止を発表。また、ステージ紙によると同8日に予定されていたプレス・ナイトの中止も決まった。同紙が把握している限りでは、カンパニー内で少なくとも7人の陽性が確認されている。同プロダクションのプロデューサーが同紙にあてたステートメントには、主要キャストやアンダースタディ、バックステージのスタッフにも陽性者が出ており、アメリカから俳優を1人呼び寄せたと記載。また、追加のアンダースタディのリハーサルも行い、可能な限り段階での公演再開を目指しているとのこと
▶︎LONDON劇場稼働状況
2021年
12月8日
■12月10日からイングランドにおいて、劇場内での観客のマスク着用が法的に求められるように(閲覧要登録/購読)
また、ナイトクラブや、参加者数が500人を超える客席なしの屋内ベニュー、参加者数が4000人を超える客席なしの屋外ベニュー、参加者数が1万人を超えるベニューでは、ワクチン接種証明またはラテラルフロー(迅速)検査(抗原検査の一種)の陰性証明のどちらかを示すNHS新型コロナウイルス・パス(NHS Covid Pass)が導入される
2021年
12月13日
■ジョンソン英首相、追加接種の加速を発表。オミクロン株の「高波」対策(日本語記事)
また、今週中にイングランドで18歳以上の全員を対象としたブースター(追加免疫)接種の提供を開始すると発表
2021年
12月20日
■12月18日、19日の週末、ロンドンの主要劇場の半数近くが新型コロナウイルスの影響で公演中止に
ウエストエンドの商業劇場を始めとするロンドンの多数の劇場がメンバーとなっているソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre)のフル・メンバーである46の劇場のうち、22の劇場が公演を中止した
ナショナル・シアター(National Theatre。NT)が、新型コロナウイルスの影響で、12月20日午後8時から2022年1月4日午前10時まで、建物全体をクローズ
ヤング・ヴィック劇場(Young Vic)で上演されている『ベスト・オブ・エネミーズ(Best of Enemies)』が、新型コロナウイルスの影響により、2022年1月3日までの公演を中止
ブリッジ劇場(Bridge Theatre)で上演されている『ブック・オブ・ダスト:美しき野生(The Book of Dust – La Belle Savauge)』が、12月20日~27日の公演を中止
ウエストエンドのプレイハウス劇場(Playhouse Theatre)で上演されているミュージカル『キャバレー(Cabaret)』が、新型コロナウイルスの影響により、12月20日~24日の公演を中止
クイーン・エリザベス・ホール(Queen Elizabeth Hall)で上演されている『ブリング・イット・オン! ザ・ミュージカル(Bring It On! The Musical)』が、カンパニー・メンバーの新型コロナウイルス陽性により、12月22日~27日の公演を中止
▶︎LONDON劇場稼働状況
2021年
12月23日
ウエストエンドのソンドハイム劇場(Sondheim Theatre)で上演されているミュージカル『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』が、新型コロナウイルスの影響により、12月23日と24日の公演を中止
▶︎LONDON劇場稼働状況
英政府はオミクロン株感染拡大の影響を受けているイングランドの文化・芸術セクターに対して、総額6000万ポンドの助成金を文化復興基金(Culture Recovery Fund)を通して交付すると発表
また、コロナ禍で打撃を被っている同セクターのフリーランス支援のために、総額150万ポンドの助成金をアーツ・カウンシル・イングランド(Arts Council England)を通して交付することも明らかにした
英政府によるプレス・リリース
■シアター・アーティスツ基金(Theatre Artists Fund)がオミクロン株感染拡大で苦境に立たされているフリーランス支援のために、約48時間で200万ポンドを調達(閲覧要登録/購読)
同基金は2020年7月、コロナ禍の演劇関係者支援のために、舞台演出家で映画監督のサム・メンデスとソサエティ・オブ・ロンドン・シアター(Society of London Theatre。SOLT)、UKシアター(UK Theatre)が設立した