コロナカレンダーTOKYO 2022年7月~9月
①背景無色=社会の主な出来事、背景薄茶色=舞台芸術界の動き。
②■=メディアによる記事などの二次資料。■が無いものは公式発表等の一次資料。
③各事項をクリックすると、リソースの記事や公式発表に移動します。
④動向を記載した劇場および上演作品は、主に客席数300席以上(一部例外あり)で、インターネット上で現在も公式発表が閲覧可能であることを基本条件にしています。ただし、公式サイトの発表は、時間の経過にともない閲覧終了になることも多々あるため、クリックしても閲覧できなくなるケースが生じることは避けられません。
⑤ここでは④の基本条件を満たした劇場/作品の中から、目立ったケースを任意に取り上げており、すべてを網羅しているわけではありません。主な劇場の上演実態については「劇場稼働状況」をご覧ください。
⑥当サイトは、時系列で事実関係のリソースを明示し、アーカイブ化することを目的としています。その性質上、インターネット上の記事の紹介が多くなりますが、当サイトで紹介する記事に関し著作権が発生する場合、権利は各記事の著作者等に帰属します。当サイト運営にあたり、著作権・肖像権等の扱いについては、適宜専門家等の指導を仰ぎつつ行うことで、健全な運営を心がけています。
2022年
7月8日
2022年
7月22日
松竹が、歌舞伎座「七月大歌舞伎」第一部、第二部、第三部の7月22日までに引き続き、29日千穐楽までの全公演中止を発表
市川笑也、市川猿之助、市川男女蔵、市川門之助、尾上菊之助、上村吉弥、 中村吉之丞、中村米吉など計48名が新型コロナウイルス感染症「陽性」であることを確認
燐光群が、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語 』(7月15日~31日、下北沢ザ・スズナリ)の開幕延期をさらに7月24日まで延長することを発表
緊急事態舞台芸術ネットワークが、「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)」(2022年7月22日改定)、「新旧対照表(第四版 → 第五版)」を公開
「新旧対照表(第四版 → 第五版)」
●舞台端と対面して座る観客の最前列までを2m以上→(水平方向で)2m程度確保
●観客の正しいマスク着用と会話抑制→観客の正しいマスク着用と大声での会話抑制
など、全般的に「規制禁止事項の緩和」を目指した改訂
■東京の新型コロナウイルス新規感染者数3万4995人 対前週比165.0% 前週同じ曜日の1.8倍で1万5936人増 昨日を超え過去最多に
20220722 厚生労働省が、オミクロン株の BA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための 医療機関・保健所の負担軽減を鑑み、「濃厚接触者の特定・行動制限はハイリスク施設に集中化することとし、同一世帯内以外の事業所等については、濃厚接触者の特定・行動制限は行う必要がないことを改めて徹底すること」との事務連絡を発出
オミクロン株の BA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための 医療機関・保健所の負担軽減等について(3.濃厚接触者の特定・行動制限について )
なお、まだほとんど知られていませんが、現在の「無症状陽性者を見つけに行く」状況からの転換には、すでに政府は22日の事務連絡で「事業所等では濃厚接触者の特定・行動制限をおこなう必要はない」として、一部舵を切っています(p4)。非常に重要な連絡です。https://t.co/zKoqHefR6x
— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) July 26, 2022
2022年
7月28日
2022年
7月29日
松竹が、歌舞伎座「七月大歌舞伎」における新型コロナウイルス発症者について報告
「体調不良者として検査した19名のうち18名、周辺者検査で531名のうち48名の陽性を確認し、最終的に公演当初からの陽性者は66名に上りました。」
ジャニーズグループが、所属タレントの新型コロナウイルス感染による主催公演中止の増加に鑑み、今後はグループ内に感染者が出ても公演を実施する可能性があることを発表
2022年
8月1日
パルコが、『VAMP SHOW』東京公演(8月8日~28日、PARCO劇場)の公演関係者数名の新型コロナウイルス陽性が判明したため、8月8日~15日の計9公演の中止を発表
松竹が、新橋演舞場『流星の音色』(8月2日~17日)公演関係者複数名に新型コロナウイルス感染症「陽性」が確認されたため、8月2日・3日の計2公演の中止を発表
劇団四季が、『人間になりたがった猫』東京公演(~8月28日、自由劇場)の公演中止を、さらに8月4日まで延長することを発表
文化芸術振興議員連盟が、『文化芸術vol.17』を発行
提言「コロナ禍からの文化芸術の再生と文化芸術立国に向けて」ほか
文化芸術vol.17
文化庁が、厚生労働省による同内容の周知要請に基づき、文化関係団体へ事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る医療機関・保健所からの 証明書等の取得に関する配慮について」を発出
あらゆるケースにおける検査結果の証明書提出不要の徹底に加え、業種別の感染拡大予防ガイドラインの改定など、ルールの緩和を促す内容も
2022年
8月3日
宝塚歌劇団が、雪組日本青年館ホール公演『心中・恋の大和路』(当初予定8月3日~9日)の公演中止を8月9日11:00の回まで延長することを発表 9日15:30の回は上演し翌10日2回の追加公演を実施
舞台『ゲゲゲの鬼太郎』製作委員会が、同東京公演(7月29日~8月15日、明治座)出演中の公演関係者に新たに新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたため、さらに8月5日~8日の計6公演の中止を発表
文化庁が、8月1日付け事務連絡に対して寄せられた検査の取り扱い等に関する疑義にこたえ、「事業等の実施に当たり事前に検査を行う必要はないことなどを改めて周知します」とした事務連絡を発出
症状が無い場合は公演関係者の事前検査は不要であることを明言
2022年
8月18日
2022年
8月19日
『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演主催一同が、同公演(8月15日~28日、東京建物Brilliaホール)公演関係者に新たに発熱者が確認されたため、8月19日~21日の計5公演の中止を発表
18日に体調不良者のPCR検査陰性が確認されたことを受け、19日に公演を再開することを告知していた
新型コロナウイルスの新規感染者数、全国で約26万1029人 8月18日の25万403人を上回って過去最多を更新 19の道県で最多を記録
■加藤厚生労働相が、新型コロナウイルス感染者の全数把握の見直しについて言及
重症化リスクの高い人の健康管理体制は維持したうえで、医療機関の負担を抑える方向 今月中に方針決定
2022年
8月30日
文化庁が、令和5年度文化庁概算要求の概要を発表
令和5年度概算要求の概要(文化庁)
前年度までのコロナ禍の文化芸術活動等の継続・発展等支援予算はなくなり「ポストコロナの舞台芸術の全国的な復興に向けて芸術団体等への⽀援スキームを改善 」等の項目を含む「舞台芸術等総合⽀援事業」に122億3000万円を新規で計上
2022年
9月2日
演劇緊急支援プロジェクトが、『舞台芸術に携わる全ての人のコロナ第7波の影響に関するアンケート』中間集計を発表 アンケート最終締切は9月14日
・中間集計の調査対象期間:2022年8月18日〜8月31日
・中間集計時点の回答数:755
中間集計/舞台芸術に携わる全ての人のコロナ第7波の影響に関するアンケート
2022年
9月7日
■今日から新型コロナに対する水際対策緩和
●一日の入国者上限は2万人から5万人へ
●出国前の陰性証明書提出免除(ワクチン3回接種済みが条件)
●添乗員なしの観光も可能に
2022年
9月22日
緊急事態舞台芸術ネットワークが、舞台芸術関係者専門の医療センター「Cue」の本格稼働を発表
●医療機関との連携を備えた舞台芸術 専門の「相談窓口」設置
●早朝6時からの検査も可能な緊急PCR検査の実施
●現場スタッ フの負担を軽減する定期PCR検査システムの構築 など