記事要約:クオモ州知事「芸術と文化を復活させなければいけない」(NEW YORK)

OUTLINE【2021.01.12】

 

 クオモ州知事は、表記のほか「ブロードウェイなしではニューヨークではない」とも発言。今後、ニューヨーク州各地で、ヒュー・ジャックマンやルネ・フレミングなどを含むアーティストのポップアップのコンサート・シリーズの展開や、座席が固定されていない会場において、ソーシャル・ディスタンスの環境下で安全に公演を行うべく試験するパイロット・プログラム、メロン財団とパートナシップを組み、アーティストへの助成金を支給していくプラン等を発表。
 ポップアップコンサートに関しては、スコット・ルーディン(映画・演劇プロデューサー、ブロードウェイでは『ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)』、春にはヒュー・ジャックマン主演の『ミュージックマン(Music Man)」』)などや、ジェーン・ローゼンタール(Tribeca Film FestivalのファウンダーCEO、映画プロデューサー、最近では『ボヘミアン・ラブソディ』の製作総指揮など)とパートナーシップを組み、2月4日以降、150人以上のアーティストをフィーチャーしたコンサート・シリーズを展開するとのこと。また、ハドソン川沿いに、新しいピアでのパーク“リトル・アイランド(The Little Island)”をオープンし、トライベッカ映画祭の20周年アニバーサリーともタイアップ予定。
 また、上記のようなポップアップサイトでも、即座に陰性/陽性の結果が出るラピッド・テストが行えるようにアレンジし、観客がアクセスできるようにする予定。
 なお、先週の土曜日のNFLのバッファロー・ビルズの試合では、ニューヨーク州として、7000人のテストを行なった。
クオモ州知事は、ワクチンが十分にゆき渡るまでパフォーミングアーツをクローズしているわけにはいかないとし、上記プランを先導していくと発表。(MK)
https://www.nytimes.com/2021/01/12/arts/cuomo-art-culture-plan.html

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