ライブエンタメ界にとって運命の2.26まで(TOKYO)

OUTLINE【2020.0116~2020.0226】

 1月16日に国内初、同24日に都内初の感染者が報告されたが、月末に武漢からのチャーター便が羽田に到着してもなお、日本では新型コロナ感染への危機感は薄かった。
 2月3日に感染者が乗船したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜に入港。この頃になると、マスク不足が恒常化。17日、天皇誕生日の一般参賀と東京マラソンの一般参加枠の中止が発表され、20日には厚労省、21日には東京都が、22日からの3連休の人出抑制について言及。サンリオピューロランドが臨時休館を発表したが、スポーツイベントや劇場には、まだ特に動きはみられなかった。23日に国内初の新型コロナ感染による死者の報告。同日までに来日したパリ・オペラ座バレエ団は、周囲からの不安の声を払拭するかのように、27日から3月8日までの東京公演実施を明言した。
 そして2月26日。安倍首相が国内のスポーツ・文化イベントの2週間自粛を要請すると、同日直ちに文化庁所管の国立劇場が3月公演の初日延期、新国立劇場が2月28日以降の公演中止を発表。以後、多くの上演中の劇場が、次々と千秋楽を早める形で上演を中止してゆく。2020年2月26日は、新型コロナウイルスの脅威が初めて日本のライブ・エンターテインメント業界を直撃した日として、深く記憶に刻まれることとなった。(ND)

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