劇場稼働状況NEW YORK2021年3月〜4月

2021年3月〜4月 | NEWYORK劇場稼働状況

【2021.03.01】
■ブロードウェイ三大劇場主の1つ、シューベルトオーガニゼーション(The Shubert Organization)が、コート劇場(Cort Theatre)の拡大工事を開始

■トニー賞の投票開始(3月1日〜3月15日まで)

【2021.03.03】
■クオモ州知事は、4月2日より、屋内の上限100人、屋外の上限200人とするキャパシティ33%にて、劇場を含む、芸術、エンターテイメント、イベント会場の再開を許可すると発表
すべての観客はマスクの着用およびソーシャル・ディスタンスが義務づけられる
なお、全観客がPCR検査で陰性の場合には、上限が屋内150人、屋外500人と増加可能

【2021.03.06】
■ブロードウェイ・プロデューサーは、秋の再開を予想
ブロードウェイのプロデューサー、劇場主、北米ツアー都市のプレゼンターなどで形成される事業者団体ブロードウェイ・リーグ(The Broadway League)のチェアであるシャーロット・セント・マーティン(Charlotte St. Martin)は、現時点ではブロードウェイのクローズは5月30日までとされているものの、春や夏の再開を予想している人は少なく、秋冬の再開の方が現実的だと考えている人が多いと発言

【2021.03.09】
■オフ・ブロードウェイ『白の闇(Blindness)』が4月2日からの公演を発表
ロンドンのドンマー・ウェアハウス(Donmar Warehouse)発のイマーシブ・オーディオ作品である本作は、1年前の劇場クローズ後、最初に再開する作品の1つとなる。ダリル・ロス劇場(Daryl Roth Theatre)にて、演者はなしで、1公演につき観客は50人(従来の本劇場のキャパは400人)、消毒されたイヤホンを装着し、75分のオーディオ公演を体験する

■パーク・アベニュー・アーモリー(Park Avenue Armory)が、ビル・T・ジョーンズ(Bill T. Jones)による作品『アフターワードネス(Afterwardness』の公演を3月24日から開始することを発表→※延期(3月22日参照)
キャパシティは従来のキャパの10%(最大100人)でd、マスク着用、ソーシャル・ディスタンシング、電子チケット、会場でのラピッド・テストを導入 3月31日まで

【2021.03.10】
■『ザ・シェッド(The Shed)』が4月から公演再開を発表
多目的パフォーミングアーツ施設の『ザ・シェッド(The Shed)』は、すべての観客のマスク着用、およびPCR検査陰性またはワクチン接種を条件に、1公演につきキャパ150人(従来のキャパは1,280人)での屋内公演の再開を発表

【2021.03.11】
■ ブロードウェイ作品の北米ツアーは秋の再開を目指す

【2021.03.12】

ブロードウェイのクローズから丸一年が経ち、再開に向けてのメッセージ『#BroadwayWillBeBack (ブロードウェイは帰ってくる)』を発信

■タイムズスクエアでのポップアップコンサートの様子:

■ ブロードウェイのプロデューサー、劇場主、北米ツアー都市のプレゼンターなどで形成される事業者団体ブロードウェイ・リーグ(The Broadway League)

■ミュージカル『シックス(SIX)』

■ミュージカル『ミセス・ダウト(Mrs. Doutfire)』

■ディズニー・オン・ブロードウェイ(Disney on Broadway)

【2021.03.16】
■ オフ・ブロードウェイ『オフィス:ミュージカル・パロディ(The Office: A Musical Parody)』が、33%キャパシティで4月9日から公演再開を発表
会場で働くスタッフ(俳優、舞台監督、衣装スタッフ、技術スタッフ、案内係など)は全員ワクチン接種済みであること、また、観客は全員マスク着用、ソーシャルディスタンスを義務付け、NASAや医療施設で導入されている最新の空気清浄システム(Atmosair Matterhorn 1002 “Air Scrubbers”)を10台導入、空気質指数観測機を各階に設置するなど、種々の感染予防対策を講じる。

■シェイクスピア・イン・ザ・パーク(パブリック・シアター主催)が今年の夏の公演を発表 夏の恒例の屋外公演、昨年の中止を経て再開へ

【2021.03.20】

■グッゲンハイム美術館が3月20日から『ワークス&プロセス(Works & Process)』のライブ・パフォーマンス・シリーズを開始

本プログラムは、ニューヨークにおける屋内でのパフォーミング・アーツ再開の最初の1つとなる。今後、同シリーズのプログラムに追加し、リンカーンセンターの「リスタート・ステージズ(Restart Stages)」企画や、ポップアップ・コンサート・シリーズ『NY PopsUp』の会場提供も行う予定。
■ニューヨーク・タイムズ紙による批評

【2021.03.22】
■パーク・アベニュー・アーモリー(Park Avenue Armory)が3月24日から公演予定だった『アフターワードネス(Afterwardness)』の延期を発表
カンパニーメンバーにコロナウイルス陽性反応が出たため

【2021.03.30】

ブロードウェイ・ミュージカル『ダイアナ(Diana)』が、12月1日のブロードウェイ再開と、10月1日からのネットフリックスでのストリーミング開始を発表

通常のロングラン前提のブロードウェイ公演としては、再開日を発表した第1号となる。

【2021.04.02】
■オフ・ブロードウェイ『ブラインドネス(Blindness)』公演開始 デブラジオ市長も劇場に足を運ぶ
本作品は、演者はなし、1公演につき観客は50人、消毒されたイヤホンを装着し、75分のオーディオ公演を体験。(3月9日参照)
https://twitter.com/i/broadcasts/1RDGlPWeBYrGL

■多目的パフォーミングアーツ施設のザ・シェッド(The Shed)が、『アン・オーディエンス・ウィズ…(An Audience With…)』 パフォーマンス・シリーズを開始

【2021.04.04】
ブロードウェイの劇場を使ったショーを再開 パンデミック発生後初(日本語記事)
クオモ州知事の屋内イベント再開プランの発表を受けて企画されたポップアップ・コンサートの第一弾(3月3日参照)で、ブロードウェイ再開に向けた試験的なイベント

【2021.04.06】
ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(BAM)がパンデミック発生後初の公演を開始
屋外プロスペクト・パークでの屋外のアイス・スケートのパフォーマンス『インフルエンシス(Influences)』4月11日まで

【2021.04.07】
ウィリアムズタウン・シアター・フェスティバル(Williamstown Theater Festival)は、本年度のフェスティバルを屋外で行うことを発表 7月6日から

【2021.04.08】
■セント・アンズ・ウェアハウス(St. Ann’s Warehouse)は、4月15日から屋内のパフォーマンスを開始 観客はバーチャルでの観劇
15日と16日に、ベンソンズ(The Bengsons)によるコンサート『ザ・ブロークン・イアー・セットリスト:ソングス・フロム・オハイオ(The Broken Ear Setlist: Songs from Ohio)』を公演

【2021.04.09】
■ パーク・アベニュー・アーモリー(Park Avenue Armory)が『ソーシャル!ザ・ソーシャル・ディスタンス・ダンス・クラブ(SOCIAL! the social distance dance club)』で屋内の公演を再開

【2021.04.12】
■ブロードウェイで4月10日に2回目のNYポップス・アップ(NY Pops Up)公演

【2021.04.13】

■オフ・ブロードウェイ『パーフェクト・クライム (Perfect Crime)』4月17日に再開

作品の34周年記念でもある18日に公式の再オープニング。ニューヨーク市で俳優組合AEAから、組合に所属する俳優の出演に許可がおりたのはコロナ禍以降初

【2021.04.14】
■ブライアント・パークで 6月から9月にかけて、25の無料パフォーマンスを上演
観客は200人まで。ニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)、ジャズ・アット・リンカーンセンター(Jazz at Lincoln Center)、ジョーズ・パブ(Joe’s Pub)、クラシカル・シアター・オブ・ハーレム(Classical Theater of Harlem)などによるパフィーマンスが行われる予定。

【2021.04.20】
■オフ・ブロードウェイ『ブラインドネス(Blindness)』が9月5日まで公演延長を発表

■『ブロードウェイ・アット・ドライブイン(Broadway at the Drive-In)』 シリーズが映画『ブルース・ブラザーズ(Blues Brothers)』を上演 5月27日〜6月26日
映画上映に合わせて、バンド生演奏でブロードウェイ俳優のパフォーマンスが行われる。チャリティ・エンジェル・ドーソン(Charity Angel Dawson)、ニック・ラシャド・バローズ(Nick Rashad Burroughs)などが出演。クイーンズのラディアル・パーク(Radial Park)にて

【2021.04.21】
■シルク・ド・ソレイユが4作品と『ブルーマン・グループ(Blue Man Group)』の公演再開を発表
ラスベガスの『オー(O)』(7月1日から公演再開)と『ミスティア(Mystere)』(6月28日から公演再開)のチケット販売が4月21日から。同じくラスベガスの『ブルーマン・グループ(Blue Man Group)』(6月24日から再開)は4月29日からチケット販売開始。『ルジア(Luzia)』はロンドンで2022年1月22日から公演再開、『クーザ(Kooza)』は11月25日からドミニカ共和国プンタカナで公演予定。

【2021.04.26】
■ラウンドアバウト・シアター・カンパニー(Roundabout Theatre Company)が年次のガラを6月7日にセントラルパークで開催
ライブ配信も行われる。トニー賞受賞のジェーン・クラコウスキー(Jane Krakowski)が出演

■=メディアによる記事などの二次資料 ■が無いものは公式発表等の一次資料

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